耐環境で堅牢な光ファイバ コネクタ・ソリューション
Fischer FiberOpticコネクタおよびケーブル接続ソリューションは、光通信接続に必要な最高レベルの品質と安定性に加え、嵌合の容易さと現場でのクリーニングの容易さも兼ね備えています。 これらの製品は、過酷な環境や極限環境でも正常に動作し、嵌合状態でIP68レベル、非嵌合状態でIP67レベルの優れた防塵・防滴性能を発揮します。
主な特徴と利点
耐久性
- 嵌合時にIP68規格に準拠(非嵌合時はIP67規格)
- 着脱回数1,000回
- 極限環境でも動作
最適性能
- 低い後方反射
- SMおよびMM光ファイバー
- UPCおよびAPC研磨
嵌合が容易
- プッシュプル式コネクタ
- 片手で簡単に取り外し可能
現場でのクリーニングが容易
- 取り外し可能な一体型フィッティングアダプター
- アクセスしやすいフェルール
インサーションロスとリターンロスの低減
フィッシャーFiberOpticシリーズは、どのような環境条件下でも堅牢で欠陥のない光学性能で知られています。 UPCとAPC研磨によりインサーションロス(挿入損失)とリターンロス(反射減衰量)を減らし、IP68の防水特性でデバイス接続をより安全確実にします。
プッシュプル・ロックシステム
プッシュプル・ロックシステムは、すばやく簡単に接続および取り外しができるため屋外環境での使用に最適です。突き合わせ接続コネクタのスリーブホルダーはクリーニング時に取り外しが可能で、フェルールの間や接続面を簡単に洗浄が可能でデバイス接続を良好に保ちます。
堅牢性
CERN試験により、フィッシャーFiberOpticシリーズでは挿入損および反射減衰量、また光および密封性能への影響は最小限であり、極低温環境でもこのシリーズが有効に動作することが示されました。これは今後の試験のための優れた基準調査値になるとともに、他の超低温環境下のアプリケーションにおける光ファイバー相互接続ソリューション調査の有意義な出発点になります。
信頼性と長期的な安定性能を確保する堅牢さが重視されるもう一つの例は液化天然ガス(LNG)パイプラインです。このアプリケーションでは温度がおよそ-180℃にまで低下することがあります。CERN試験で示された通り、極低温であろうと光ファイバーをパイプライン沿線の温度モニタリングに利用することは可能です。
この試験結果は、当社の接続ソリューションの堅牢さを確認し、極低温および他の極限環境において精密な接続性能を発揮できることを示しました。
現場でのクリーニングが容易
フィッシャーコネクターズの光ファイバーソリューションは、取り外し可能なモノブロック)嵌合アダプターを採用しており、非嵌合状態のコネクタを水中または超音波洗浄器ですすぐことが可能なため、すばやく簡単にクリーニングできることを特長としています。